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農村と都市をむすぶ誌
全農林要求第4号(2021年春季要求書)提出交渉の概要

中央本部は3月4日、農林水産省当局に対し2021年春季要求書を提出した。

要求書を手交する武藤委員長(左)

冒頭、武藤委員長が要求書を提出し、次のとおり要請した。

新型コロナウイルス感染症は、2月末には全世界の感染者が1億14百万人となり、人類の約69人に1人が感染しておりパンデミックは収束の兆しが見えない状況にあるなかで、組合員は新型コロナへの感染に不安を抱きながら、国民の負託に応えるべく公務・公共サービスや農林水産行政の着実な推進のため、昼夜を分かたず業務に邁進している。

とりわけ、頻発する高病原性鳥インフルエンザや豚熱への防疫作業支援に加え、リエゾン派遣や疫学チーム対応などに限られた人員のなかで懸命に対応している実態が、2月5日に開催した全国分会代表者会議において多くの代表者から報告されたところであり、従事する組合員の健康管理や環境整備に万全を期すよう求め、①2021年春闘の課題、②新型コロナウイルス感染症対策、③雇用と年金の接続について、④ハラスメント防止対策、⑤新年度の業務運営の課題、⑥独立行政法人の課題の6点について要請し、組合員一人ひとりが厳しい労働環境の中で農林水産行政の推進に努力しており、十分検討の上、別途回答するよう要請するとともに、現時点での横山官房長の見解を引き出し提出交渉を終えた。

(要求書等の詳細は、組合員専用「ジョブマジックコラボレーション」に掲載) 


2021年03月04日 | 交渉情報



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