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農村と都市をむすぶ誌
植防・動検職域対策会議

全農林は2月18日に植防・動検職域対策会議を開き、動植物検疫探知犬の増頭や新型コロナウィルスに対する万全な感染防止対策等の課題などを論議するとともに、2020年度予算概算、組織・定員等を踏まえた今後の業務運営、組織強化など、当面する情勢と課題を共有し、今後の取組について意思統一をはかった。

欠員解消、管轄区域の広域化などで議論

会議は武藤副委員長兼組織教宣部長を座長にしてすすめられ、柴山委員長はあいさつで、予算概算要求や組織・定員要求、2020春闘の課題と取組や定年引上げを盛り込む国家公務員法の改正等、全農林を取り巻く情勢と課題を訴えた。

続いて渡邉財政局長兼調査交渉部長および永井中執(調査交渉部担当)が、会議前段におこなった農林水産大臣あての要請書提出行動の概要を述べると共に、職域を巡る情勢と課題、今後の取組について提起した。

質疑応答では、①新規増員されるものの実員配置がなされず、欠員が解消されないなかでの厳しい業務運営、②動植物検疫探知犬の大幅増頭に対する課題、③管轄区域の広域化による大幅な移動時間の増加、④新型コロナウィルスに対する万全な感染防止対策、などの課題が数多く報告され、分会と中央本部が連携し、早期の改善をもとめる取組を全体で確認した。

最後に岡本書記長が、①分会から報告された意見集約結果に会議で出された意見を加え、当局見解をもとめると同時に、3月中旬に予定する、4月以降の業務運営を議題とした第3回労使間意見交換で、基本的な事項のやり取りをおこない、課題改善をもとめていく、②会議概要の調交連絡を発出するので、現場組合員と共有化をはかり組織強化対策に努めていただきたい、③本日の対策会議や皆さんからの意見を踏まえ、課題や問題の解決にむけて本部として引き続き努力する、と会議をまとめ、対策会議を終えた。


2020年02月18日 | 会議等の開催状況



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