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農村と都市をむすぶ誌
第62回定期大会 2016年度運動方針を決定

第62回定期大会を開き2016年度運動方針等決める

石原新体制をスタート。組織再編・法人統合・組織強化等で論議

全農林は7月22~23日、静岡県「熱海後楽園ホテル」で第62回定期大会を開き、2016年度運動方針等を決めた。大会には代議員142人、傍聴者96人が参加し、農林水産省組織再編や法人統合等から組合員の雇用と労働条件を確保する取組、全農林の組織強化等で議論を交わした。また大会資料として組合員がデザインした「熊本地震復興支援タオル」が配布され、早期復興にむけ団結して取り組むことを誓い合った。

大会は原子副委員長の開会あいさつで始まり、議長団に宮本聡(東京・消費安全技術センター)・國見康喜(中国四国・徳島)両代議員を選びすすめられた。13人の来賓を迎えて、石原委員長があいさつし、今大会での課題に、①平和と民主主義、立憲主義を守り、働くことを軸とする安心社会を実現する、②総人件費削減政策の転換をもとめ、公務員労働者の生活と労働条件の維持・改善を図る、③農林水産省組織再編・独立行政法人改革の具体化から、労働条件の改善を図る、④TPP・農政改革から持続可能な農林水産業を確立する、ことなどをあげた。さらに「全農林を取り巻く状況は、組織の内外ともに課題が山積。中央本部と分会が連携を深め統一と団結を図り、集団的労使関係を強化し交渉・協議を徹底するなかで、労働条件の改善を図っていくこと、そのための柔軟な対策・対応が重要」と強調した。

柴山書記長が第1号議案2016年度運動方針(案)、岡本財政局長が第2号議案2016年度予算(案)等を提案。これを受けて質疑・討論が交わされ、2日間合計で49人の代議員が発言した。

質問・意見に本部からの見解が示された後、議案の承認・採択に入り、満場一致または絶対多数で各議案は採択された。

大会では2016~2017年度の役員選挙がおこなわれ、その結果、全員が信任され、石原委員長のもと新体制をスタートさせた。なお開票の間、2015年度教宣コンクール、役職員永年勤続表彰がおこなわれた後、大会宣言を採択し、石原委員長の団結ガンバローで今後一年間にむけた闘いの決意を固めた。

 

  PDF:  第62回定期大会大会宣言


2016年08月01日 | 会議等の開催状況



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